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歯科医師会ってどんな団体?
静岡県歯科医師会の基本理念は、「医道の高揚、歯科医学・医術の進歩発達及び口腔衛生の普及向上を図るとともに、地域の歯科医療の充実と地域社会並びに会員の福祉の増進に寄与することを目的」としています。
本会は、“歯科医療は生きる力を支える生活医療”と捉え、県民の皆さまに「食」、「会話」、そして「人生」を楽しむという、生活の質を高めることを目標に、社会への奉仕を全てに優先して、思いやりのある歯科医療を行うことを実践しています。そのためには、患者さんとの信頼関係を大切にしながら、歯科医学の向上にたゆまぬ研鑚を怠らず、愛され尊敬される歯科医になることを信条として地域保健活動に、また歯科医療活動に取り組んでおります。
会長の挨拶にもありましたが、現在、静岡県歯科医師会は、静岡県を東中西3地区に分け、3地区19郡市区歯科医師会所属の1,710余名の会員で組織しています。
組織は、会長の下に、県民事業、会員事業と情報処理の3部門で構成し、3名の副会長、13名の理事および2名の監事によって運営しています。
県民事業部門は、「県民の皆様が80歳で20本以上の歯を保ち、生涯にわたって食事や会話を楽しみ、こころ豊かにくらすことをサポートする」ことを目的に、成人歯科保健、母子学校保健、特殊歯科保健と8020運動推進部の4部会で事業展開しています。
近年、歯と口の健康が全身の健康と大変密接な関連があることを裏付ける多くの調査研究が報告されています。香川県や兵庫県などの報告によると、
- 80歳で20歯以上有る人は、20歯無い人よりも、かかる一般医療費は20%低い。
- 歯の数が多い人、歯周病が軽度な人ほどかかる一般医療費が低い。
- 歯の数が多い人ほど、認知症が少ない。歯の数が少なくなっても、良好な義歯を入れている人の方が、そうでない人よりも認知症が少ない。
- 歯周病が軽度なほど、糖尿病・心内膜・虚血性心疾患の医療費が少ない。
- 専門的な口腔ケアは、介護予防に効果があり、高齢者リハビリテーション効果を高める。
などが報告されています。
これらは、“歯をできるだけ多く残し、歯と口の健康を守り、口の機能を維持することが、全身のリハビリテーション効果をもたらし、全身の健康を保つ”ことを示しています。
既に20本以下になってしまった方は、これ以上失わないように頑張っていただきたいと思います。そのために、歯を失う原因の90%以上はう蝕と歯周病ですから、“食事は(肥満→メタボリックシンドローム対策のためにも)よく噛んでから(できれば30回)飲み込むこと”、食後特に“夕食後寝る前には必ず時間をかけてていねいに歯を磨くこと”、特に痛み等の症状がなくても、慢性的に進行している場合が多いので“少なくとも年に2回はかかりつけ歯科医院で健診することをお勧めします。
会員事業部門では、静岡県歯科医師会倫理綱領、“歯科医師の任務は、歯科医療並びに歯科保健指導を掌ることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、以て国民の健康な生活を確保するものとする”のもと、国民のための歯科保健・医療・福祉の重要な担い手であることを自覚し、この崇高かつ公共的な任務を達成します。会員が、常に自らを戒め、律していくことを実践するため、5つの使命と義務を掲げ、医道を高揚し、国民総ての信頼と付託に応えることを事業の目的としています。
5つの使命とは、歯科医師としての診療上の使命、歯科医学の研鑽と教育・指導の使命、地域社会への貢献の使命、医療記録の保管と守秘の義務および診療所の管理と保全の義務を負うことです。
会員事業は、医療管理部、生涯研修部と社会保険部がそれぞれ会員の日々の研鑽の手助けをしています。
社会から認められ、評価されるかかりつけ歯科医の集団、公益団体としての機能が果たせる組織づくりに邁進しています。
最後になりましたが、情報処理部門としての広報部と情報処理部、組織としては重要な部署です。常に最新の情報を入手し、国民並びに歯科医師会会員に適切に連絡、周知をしています。
広報部は、国民への広報手段として“ラジオジャック”、“冊子スマイル”などを手がけています。このHPも広報部が担当しています。
以上が、(社)静岡県歯科医師会の組織、概要になります。
本会は、“歯科医療を生きる力を支える生活医療”と考え、県民の皆さまに「食」の楽しさ、「会話」の 楽しさ、そして「人生」の楽しさという生活の質を高めていただくことを目標に、全力をつくして参ります。
また、今年度からは、地域医療再生事業の一環である在宅歯科支援事業を行い、高齢者特に在宅における在宅歯科医療の推進を進めると同時に、多くの医療機関との医療連携を構築し患者様への質の高い歯科医療をも提供出来るよう活動していきます。
専務理事 竹下 朝也
